最近は、WEBライティングでお金を稼ぐ人も増えてきました。
でも、「WEBライターとして仕事を取れ始めたものの、書き方がよく分からなくて、1記事書くのに異常に時間がかかってしまう。。」なんてことありませんか?
初心者WEBライターが仕事を取っていく中で、ほとんど全ての人が最初に直面する問題が、この記事の書き方がよく分からないという問題です。
実際に私も最初はわずか600文字の案件を一件こなすのに数時間もかかってしまったりしました。しかし、今では3000文字の案件をほぼ1時間半ほどで書くことが出来ています。
これには、もちろん仕事をしていく中での「慣れ」もあるかと思いますが、実はWEBライティングにおいては、記事を書く上での「コツ」のようなものがいくつか存在するんです。
そこで今回は、そんな記事の書き方で悩んでいる初心者ライターさんに向けてWEBライティングの基本の記事の書き方をご紹介していきます!
目次
WEBライティングにおける心構えとは?

まず、WEBライティングの基本の記事の書き方を紹介していく前に、WEBライティングにおける心構えについて説明していきます。WEBライターとして意識しなければならないこととしては、「他人が読む文章である」という点です。
ブロガーや小説家は自身の言葉で自分の文章を書いていますが、WEBライターとして求められることは、記事の内容をいかに読み手に分かりやすいように書けるかです。
初心者ライターにありがちなミスは、誰に何を伝えたいのかが分からない文章を書いてしまうことです。
依頼者の意図を汲み取って、多数の読者が分かりやすい記事を書く。これを理解しているかしていないかで記事の書き方が大きく変わってきてしまいます。WEBライターとして仕事をしていくのであれば、他人に向けて記事を書いているということを頭に入れておきましょう。
WEB記事を書くコツって?
前述したようにWEBライティングにおいて記事を書いていくにはコツがあります。コツを掴むことができれば、記事執筆に時間がかかってしまったり、記事がうまく書けないということも少なくなるので、是非意識してみてください。
①構成を先に考える
書き始める前にやらなければいけないことがこの「構成を考える」ということです。正直個人的には、この構成という作業がライティングにおいて一番重要であると思っています。初心者ライターが陥りがちなミスとしては、記事構成を考える前に記事を書き始めてしまい、そのまま書き終えてみたら意味の通らない文章になっていたというケースです。こんな書き方をしていてもいつまで経っても文章をスピードも上がらないですし、いい記事を書くこともできません。

記事を書くことを家を建てることに例えてみましょう。家建てる際に一番最初にやることは何でしょうか。いきなり大工さんを集めてそこから家を作り始めるでしょうか。多くの人はおそらくまず設計図を書いてから、家を作り始めるはずです。設計図がなかったら完成する家のイメージがつかないので、非常に作りづらいです。記事もそれと一緒で、まず記事構成を考えないことには、完成までのイメージが見えないので、書くことが非常に難しいです。
そのため、記事を書く際にはまず、記事構成を考えることから始めましょう。
②リード文(導入文)は「共感」から「解決」の流れを作る
リード文は、どんな読者も必ず読む、記事の一番最初の文章なので、ここで、興味を引けるかどうかで、文章を読んでもらえるかどうかが決まってきてしまう非常に重要な役割を担っています。依頼者がリード文に求めることは「文章に読者を引き込むこと」です。とは言っても、どうやって引き込んだらいいかわかりませんよね。具体的に言うと、リード文は以下の順番で書いていくと意外と綺麗にまとまります。
1. 問題提起
例えば、記事のテーマを「バーで使える英会話フレーズ」に関する記事と仮定します。問題提起としては、
「海外でバーに行った時に注文の仕方がわからなかった!」なんてことありませんか?
のように、ここでは、英語を話せない読者が「海外でバーに行った時に困った」もしくは、「今海外にいてこれからバーに行こうとしているけど不安」といったケースに遭遇する人のニーズを引き出すことが大切です。
2. 共感
次に共感です。ここでいう共感は1で行った問題提起に対してさらに読者の共感を誘うようなフレーズを入れていくといいでしょう。
「お酒を頼みたいけど、なんて言ったらいいか分からない」、「隣の人と同じものを頼みたい」、「お会計の時はなんて言ったらいいんだろう。。」など、英語に明るくない場合、不安がつきませんよね。
ここでは、さらに読者が直面しうるであろう悩みをいくつか例挙し、共感を誘うことで、より読者を引き込むことができるのです。
3. 解決
リード文の最後に、読者に向けて解決法を提示してあげます。ここまで、悩みを顕在化させて、共感を誘い読者の注意を引いてきました。そこで最後に、この悩み実はこんな方法で解決できますよ!と提示してあげます。
でも、実際にそんなに難しい単語を使わなくても、バーでの英会話を成立させることはできるんです!そこで今回は、そういった方に向けて、これさえ覚えておけば大丈夫なバーで使える英会話フレーズ10選をご紹介します!
のように、「この記事を読めば悩みが解決しますよ!」と言うことで、本文の内容により興味を持たせることができてしまうんです。
リード文に関しては、以上のことを意識して書いていくことで、より読者が記事に対して興味を持ちやすい状態を作っておくことが大事です。
③リサーチの時間をなるべく省く
コツとして最後に紹介するのは、「リサーチの時間を省略する」ということです。
実は、Webライティングは記事執筆のトータルの割合のうち、リサーチが占める割合がおよそ8割ほどであると言われています。実際にWebライティングの経験がある人であれば分かると思うのですが、リサーチして書くという作業は思ったより大変です。
あまりにリサーチに時間をかけ過ぎてしまうと、中々記事執筆スピードは上がってきません。逆にこのリサーチにかかる時間を短縮することができれば、記事執筆のスピードは大幅にアップしますし、より多くの案件をこなすことができるのです。
リサーチする際のコツとしては、とにかく素早く情報をキャッチすることが大切です。
まずテーマを検索したら、タブをそのヒットしたページ分だけ開いて全ての情報を瞬時に見れるように準備します。そして、テーマに対する基本的な知識が入ったら一気に構成を考えて、書き始めましょう。都度分からない詳細などがあれば、タブに戻って詳しい情報を調べるというスタンスを形をとると非常にテーマに関する情報を素早く取ってくることができます。
リサーチを一気に素早く行うことで、記事執筆スピードをあげて効率よく仕事ができるようになりましょう。
上級者が意識するべきSEOライティングとは?

Webライティングの案件をクラウドソーシングサイトなどで見ていると、よく目に入るのが「SEOライティングができる人歓迎!」という文句です。こういう案件はアフィリエイト系の記事に非常に多く、キーワードを記事内にどのくらい入れるか、またいかにして検索上位を狙うかといったような戦略的なWebライティングができるような人を求めています。
このSEOが分かっているライターは非常に重宝されるので、もうそこそこ記事を書いてきた人は、このSEOライティングについて勉強して見ると、ライターとしてのキャリアに厚みが出ること間違いなしです。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はWEBライターの基本の記事の書き方について説明してきました。まとめてみると、
- WEBライティングは読者にいかに分かりやすいように読んでもらうかが重要
- 記事の書き方のコツとしては、①構成から考える、②リード文は、「問題提起」→「共感」→「解決」の順番で書く、③リサーチの時間を短くする
- 上級者はSEOライティングにも力を入れてみよう!
以上のことが記事執筆の基本ということになります。コツさえ掴めば、記事執筆に抵抗がある人でも問題なく書くことができます。書き方をしっかり意識して、ますますのスキルアップを図っていきましょう!