最近は「在宅ワーク」という働き方も知られるようになり、なんとなく「外出しないで自宅でできる」ことはご存知の方も多いでしょう。
今まで、働くといえば「職場」に「通勤する」のが普通でした。
しかし!
皆さん、通勤する働き方が急にできなくなることがあるのですよ?誰でもです!
事故や病気は突然襲ってきます。外で働けなくなったり、家族の介護をしないといけなくなったりの理由で「定時まで職場で働く」ことができなくなるのです。出産や育児でも外出が難しくなりますよね。
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「在宅ワーク」のニーズも高まり、メリットとデメリットを書いている記事も多いですが、見落としている点が多いと感じています。
要点をまとめると以下です。
- 家にいて作業できる
- 通勤コストがない
- 自宅で作業するので、自分のペースでできて集中しやすい
- 人間関係のストレスが軽減する
- 体調やスケジュールに合わせて仕事を調整しやすい
- 特技を活かした仕事に特化できる
- 承認欲求が満たされる
- 定年がない
- 実は「在宅」に縛られない
- 目標の報酬を得るのが大変
- 自分一人の孤独な作業
- 管理をするのは自分
- 長期休業の備えが必要
- プライベート時間と勤務時間を分けにくい
- 出世がない
- 様々な事務処理が発生する場合がある
- 初期費用が必要な場合がある
- 悪徳業者はいます!
在宅ワークのメリット9つ

メリット1.家にいて作業できる
これが一番大きいでしょう!その他のメリットは全部、このことから派生するものですよ。
出かける支度すら必要がないのです。特に女性は、明らかに化粧品代と衣料費が減ります。
普段のメイクと普段着はコストが低いですから。(個人の体験です。)
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メリット2.通勤コストがない
まず、通勤時間が0ですから、時間に余裕ができます。満員電車に乗ることもなく、痴漢や痴漢冤罪のリスクもありません。
日本はそもそも通勤ストレスが高すぎるのです。随分、楽になります。そして、交通費も発生しません。
メリット3.自宅で作業するので、自分のペースでできて集中しやすい
自分が一番仕事をしやすい環境に整えることができます。自分の家なのですから。
その結果、集中しやすいです。
疲れたらくつろいで休憩をとるのも自由です。自分のペースでできます。
メリット4.人間関係のストレスが軽減する
悪い人間関係から来るストレスから解放されます。
会社などの勤め先は、仲良しグループじゃありません。気の合わない人だっています。それが上司だったり先輩だったりしたら、最悪ですよね。
でも、在宅ワークならひとりですから、人間関係で気まずくなることとはありません。
メリット5.体調やスケジュールに合わせて仕事を調整しやすい
一日の中での体調なら、自由に調整できます。
- 寝付けなくてだるいから午前中は休もう
- 天気が良いから昼間のうちに洗濯物をして仕事は夜に回そう
こんなときも融通が利きます。要は納期までに出来上がればよいのです。
一ヶ月以上療養にかかる病気のときも気兼ねなく専念できます。
私は、持病を持っているし家庭もあるので、ひどいときは一ヶ月くらい仕事ができない日が続きます。だから、そういう事情を承諾してくださるクライアントとしか契約しません。
そういう働き方もできるのです。
メリット6.特技を活かした仕事に特化できる
在宅ワークは、自分の得意を活かせる案件を「選んで」契約できます。
雇用されている働き方では、自分の得意なこと・好きなことばかりを仕事にできるわけではありません。自営業でも苦手な作業が多々あるでしょう。しかし、在宅ワークは案件を選べます。苦手を無理強いされることはないのです。
実際、私も楽しく仕事ができることが多いです。
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メリット7.承認欲求が満たされる
自分の仕事が「報酬」という目に見える形になるので、認められたという喜びを得られます。
たとえば、主婦の仕事は際限がなく評価もされない、と、不満な方もいらっしゃいます。趣味の世界で褒められても満足できないなら、そのスキルは在宅ワークに活かしましょう。
メリット8.定年退職がない
在宅ワークは、仕事ができなくなるまで年齢にこだわらず働けます。在宅ワーカーには、定年後に経験を活かして働いている人もたくさんいらっしゃいます。
あまりこのメリットには言及しない記事が多いですが、好きなことを好きなだけ、何歳まででもやれて、収入がはいるのですよ?素晴らしいことだと私は思います。
メリット9.実は「在宅」に縛られない
ノートパソコン片手に街に出て、喫茶店で仕事をしたっていいのです。最近「ノマド」と言われている働き方です。
このメリットもあまり注目されませんが、「家に閉じこもっているなんて無理!」という方でも大丈夫、在宅ワークはとても働き方の自由度が高いのです。
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在宅ワークのデメリット9つ

デメリット1.目標の報酬を得るのが大変
ずばり言わせていただけば、在宅ワークは賃金が安いです!
時給換算したら、最低賃金基準には到達しないでしょうね。クライアントは、「安いから」在宅ワークに仕事を依頼している場合が多いです。
安すぎる仕事を目標の報酬まで契約するのは辞めましょう。仕事に振り回されて在宅ワークのメリットがなくなってしまいます。
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デメリット2.自分一人の孤独な作業
在宅ワークをするなら、問題点にぶつかったときに自分で解決する覚悟が必要です。ひとりで仕事をするのに耐えられない人もいます。そういう人は在宅ワークに向いていません。
ただ、なにも他人に相談してはいけないわけではありません。正しい情報を見つける検索能力と、専門知識や経験豊富な知人、これがあるとないとでは随分違います。
デメリット3.管理をするのは自分
在宅ワークには、時間制の契約がないわけではありませんが、ほとんどが出来高で報酬が支払われます。
タスクの管理者も、実際に作業をするのも自分です。
自分がどれだけの期間に、どれだけの時間がとれて、どれだけの仕事量をこなせるのか、自分で見積もらなければパンクします。だから、自分を安売りせずに、正当だと納得できる案件を選ぶなどの管理が必要なのです。
会社を辞めても結局、勤め人以上の時間を働いて体を壊すのでは、本末転倒ですよ。
デメリット4.長期休業の備えが必要
突然病気になるなど長期休業の必要が生じたときの備えは、自分で用意しなければいけません。
どこかに所属して働いている従来の働き方では、色々な社会保障に入った上で収入を得ているのですが、在宅ワーカーにはそれがありません。
在宅ワークだけで生計を立てる方は、生活費一年分の貯金が必要です。そうでない方も、急に収入が途絶えるのですから相応の貯金はしておきましょう。
デメリット5.プライベート時間と勤務時間を分けにくい
在宅ワークを始める前に、優先順位をきちんと把握しておく必要があります。
職場が自宅であることがほとんどなので、「今は仕事の時間」というわけにもいかないです。お子さんや要介護者がいる方は、しばしば仕事の中断を余儀なくされるでしょう。
何が大事なのか決めて、バランスのとれた仕事をしましょう。
デメリット6.出世がない
在宅ワークでは「出世」という形で、承認欲求を満たすことはできません。
このデメリット、言及している記事は少ないですね。
出世がないから自由でいい、と、思える人はいいのです。でも、出世という目に見える形での報酬を生きがいにする方もいるのです。
人間関係の構築が得意で、組織でうまくやっていける方は、むしろ在宅ワークには向きません。
デメリット7.様々な事務処理が発生する場合がある
一定額以上に働いたら、確定申告が必要な場合があります。すると様々な税務管理処理が必要になってきます。これが大変だという方は高額在宅ワーカーには多いです。
在宅ワークは一般的に収入が低いので忘れられがちですが、仕事が軌道に乗って収入が増えたらちゃんと事務処理をしなければいけませんよ。
デメリット8.初期費用が必要な場合がある
多くの在宅ワーク案件は、最低限でもインターネットで連絡する必要があります。
仕事によって準備するものは違いますが、必要なものは自分で揃えるのです。
勤め先が用意してくれている環境とは大きく異なります。ボールペン一本でも自分で買うのですから、税務管理が必要な在宅ワーカーは「経費」の意識を持ちましょう。仕事のために用意したものは「経費」です。領収書が必要ですよ!
デメリット9.悪徳業者はいます!
前項で述べた初期費用を、「買ってください」というような業者は悪徳業者です。
世の中には、在宅ワーカーとクライアントとを仲介して手数料を取ってなりたっている業者ばかりが「在宅ワーク紹介サイト」「クラウドソーシング」ではないのです。
初期費用以外でも、在宅ワーカーにスキルアップの有料講座を受けさせたり登録料を徴収したりする会社は、クライアントとの仲介ではなく在宅ワーカーからお金を取る悪徳業者である可能性が極めて高いです!
どうか、そんな業者に騙されることのないようにしてください。
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まとめ
以上、在宅ワークのメリットとデメリットを書いてみました。
「在宅ワーク」という働き方にはデメリットも多いことは肝に銘じておきましょう。それでも在宅ワークには多くのメリットがあることはお分かりいただけたと思います。
最初は少しの収入から始めましょう。まとまった金額を稼げるようになるには何が必要でしょうか。
「高スキル」と「評価」です。
一口に在宅ワークといっても色々な仕事があるのですが、元々スキルが高くても、そういう評価がされていないと意味はありません。また、スキルアップを心掛けることも大事です。
仕事をしましょう。クオリティの高い仕事をしましょう。実績と評価を積み上げましょう。
皆さんが在宅ワークをうまくやっていけるかどうかは、結局はそういうところにかかっているのです。頑張ってください。